京都市北区 小児科 坂田医院(乳児検診/予防接種/漢方治療)

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4.鼻汁

鼻汁だけであれば緊急性を要することはありません。
急性鼻炎はほぼ100%、ウイルス性かアレルギー性で、抗生剤を必要とするケースはありません。

○鼻汁の性状はどうですか?(水様、ねばねば、色の変化、臭いなど)
○痰がらみのせきを伴いますか?
○いつから出始めましたか?
○鼻づまりは強いですか?
○温度変化によって出やすくなりますか?
○目のしたにクマができていますか?
○頭痛はありますか?

一般的にウイルス性急性鼻炎は通常10日以内の経過で自然に治ります。せいぜい抗ヒスタミン剤などによる対処療法のみで十分です。
以下の時に急性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、マイコプラズマやクラミジア感染、時に百日咳を疑い、検査・治療する必要があります。

□強い鼻症状(持続性の膿鼻汁、頭痛、強い鼻づまり)が10日以上続く場合。
□鼻の周囲を押さえた時に痛がる。
□咽頭痛が強く、乾いた激しい咳を伴う場合。
□アレルギーの履歴、家族歴、涙、目のかゆみなどを伴う場合。

One Point アドバイス

鼻汁の色だけではバイ菌が関係している証拠にはなりません。特に、発症後2〜3日で出現する黄色の鼻汁は必ずしもバイ菌によるものではありません。
ただし、乳白色→くすんだ緑色→濃い黄色の鼻汁に徐々に変化してきた場合は、バイ菌が感染し始めている可能性が高いと考えられます。
しかし、最近ではバイ菌による急性副鼻腔炎であってもすぐに抗生剤を使用することに疑問を投げかける報告(論文)が増えています。

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