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梨の美味しい季節になりました。
古来、梨は水分が多く、体を冷やす寒性の食べ物とされてきました。その為、熱が出て脱水気味になったような状態に食すると丁度良い清熱効果と水分補給ができる便利な果物です。
また、血行促進作用やアンモニア排泄促進効果のあるアスパラギン酸、利尿作用を持つカリウム、抗酸化物質であるサポニンなどの栄養素も豊富に含まれています。これらの薬効を考えると、梨は高血圧や糖尿病、高脂血症などに代表される生活習慣病の方に是非、食べていただきたい果物と言うことになります。
しかし、上述したように体を冷やす効果が高い果物ですから、普段から冷え症であったり、胃腸の弱い人や子どもなどが食べ過ぎると逆に体が冷え、下痢を催したりしてしまいます。私などは子どもの頃、20世紀梨が大好きで、1日に2-3個以上も食べては、お腹をこわしたものでした。いくら体に良いものであっても、体質を十分に把握して、食べ過ぎない注意が必要です。
ちなみに、梨の冷やす効果を弱める食べ方は、熱を加えることです。蒸したり、煮たりして食べると体の不足した水分を補ってくれます。とくに、痰の切れないお年寄りや慢性気管支炎の方にお勧めの食べ方です。 |