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イチジクは世界最古のお薬? イチジクはクワ科の果物で、古来、各家庭の庭先に常用薬として植えられていたと言われるほどの天然の良薬です。 旧約聖書にもイチジクを「腫れ物」の治療に用いたという記載があり、大昔から経験的にガンなどの民間療法に用いられていたようです。 実際に抗癌作用が有り、虫下しや整腸剤(便秘や下痢)、消化剤としての効用も認められています。 この多彩な薬理作用は、イチジクに豊富に含まれるレジンやベンズアルデヒド、フィジン、ペクチンといった生理活性物質によります。レジン、ベンズアルデヒドには様々な種類のガン細胞の増殖を抑える働きがあることが実験的に確認されています。 ペクチンの整腸作用は言うに及ばず、イチジクには様々な消化酵素が含まれており、天然の消化剤として重宝されてきました。中でもフィジンは工業的に非常に強力な蛋白消化剤として知られ、駆虫剤として用いられています。昔の人は経験的にこれらのことを知っていたようです。 また、最近ではイチジクの抽出物に強い抗酸化作用があり、糖尿病の治療にも有効であると報告されています。まさしく、自然の万能薬といったところですが、アレルギーをおこす人も多いようですので注意が必要です。
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