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よく知られたことですが、緑茶、紅茶、ウーロン茶はすべて同じ茶樹の葉からできています。ただ、加工法が異なるだけで実に多彩な味わいを持つ飲料葉として生まれ変わるのです。 さしずめ緑茶、紅茶、ウーロン茶は同じ親から生まれた兄弟といったところです。 そのため、非常に似た質(薬効)を持つ反面、性格(得意分野)は少しずつ異なります。
古くからお茶は民間治療薬として、また長生きの妙薬として重用されてきました。 豊富に含まれているポリフェノール(カテキンなど)、ビタミン類、タンニンなどが様々な薬効を示しているのです。 カテキンに代表されるポリフェノールは非常に強い抗酸化作用を持っており、癌、動脈硬化、高血圧など生活習慣病の予防効果や免疫能を高める効果があることが知られています。 またお茶の抗菌・抗ウイルス作用(主にタンニンやカテキンによる)は絶大で、病原性大腸菌、肺炎球菌、ブドウ球菌など多数の細菌を殺すことができます。インフルエンザウイルスを死滅させる効果があることも知られています。その為、虫歯予防やうがい液として重宝されているのです。昔は、茶殻を撒いて箒で畳を掃いたものでしたが、これは集塵以外にも抗菌作用が期待できる掃除法であることは容易に想像できます。 その他にカテキンにはコレステロール低下作用、タンニンには血栓予防効果もあります。
一方、カフェインも多く、利尿作用もあることから眠る直前にお茶を飲むのはひかえた方がよいとされています。 |