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文字通り水痘・帯状疱疹ウイルスにより引き起こされる病気です。 このウイルスに始めてかかったときに出る病気が水痘です。 飛沫(つば、鼻水)を介して感染します。 症状が出るまでの潜伏期間は14〜16日ですが、水痘にかかった人はウイルスに侵されてから10〜21日間は他人にうつす可能性があります。
【症状】 カゼ様症状で始まることが多く、その後24〜36時間してから発疹が出始めます。 発疹は始めは痒く、赤い丘状疹(虫さされの様な発疹)ですが、徐々に水を含んだ発疹に変化してゆきます。次々に新しい発疹が出てくる一方で、古い発疹はカサブタになって枯れてゆきます。このように色々なタイプの発疹が同時に出てくるのが特徴です。新しい発疹は5日以降は現れなくなり、6〜7日頃にはほとんどの発疹がカサブタになってゆきます。全ての発疹がカサブタになったら感染力はありませんので遊園・通学も許可されます。
【合併症】 発疹が痒いためかき壊したりすると、そこにバイ菌が感染してトビヒを作ったりします。 まぶたに発疹ができたときには角結膜炎をおこすことがあります。 また、妊娠初期に感染した場合、約5%に先天性水頭症候群(四肢低形成、皮膚瘢痕、小頭症など)を認めることがあります。また、水痘にかかったことがない妊婦が出産直前に水痘に感染すると、新生児の水痘は重症化し、死亡に至ることもあります。
【治療】 アシクロビルという抗ウイルス薬が保険で認められ、軽症かと治癒までの期間の短縮が期待できます。特に重症化しやすい患者さん(1才未満、13才以上、アトピー性皮膚炎、ステロイドを服用中など)には積極的に投与します。 但し、このクスリは遅くとも発症3日以内には開始する必要があります。 また、水痘疹の消毒とかゆみ止めとしてカチリ(石炭酸亜鉛華リニメント)を発疹局所に塗布します。
【予防】 水痘患者に接触してから72時間以内ならワクチンを打つことで予防効果が期待できます。また、接触が7日目からアシクロビルを飲むという方法もあります。 |