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執筆者の写真院長

睡眠負債との決別1

反面教師としての体験談ですので、ご興味のある方だけ目を通してください。

医者の不養生と言われますが、大学勤務時代は出血性胃炎と胃潰瘍、不整脈、高血圧を友に風邪は年に幾度もかかり、肺炎にも数度なりました。急な胃痛で動けなくなったことや、下血も度々認めました。

単に能力が低いと言われればそれまでですが、当時の平均睡眠時間は4〜5時間、寝るためのアルコールが欠かせず、飲んでも酔えず、毎日ビール4〜5本の生活を送っていました。

大学を退職する決意をしたのは全心拍数の40%を超える多源性不整脈による動悸で夜間目覚めた時でした。

開業した途端、不整脈と高血圧はほぼなくなり、胃炎も年毎に軽快、ピロリ除菌後はすべすべ粘膜です。睡眠時間も常に5時間は確保できるようになりました(と言うより5時間で目覚めます)。やっぱり大学ストレスが不調の根源だ!これにて一件落着❗️…………とは残念ながらなりませんでした。

酒量を減らし、休肝日も作りましたが、慢性的な疲労感変わらず、たまに7〜8時間の睡眠が取れても効果はなく、ショートスリーパーだし、歳のための不調と諦めていました。

以前ブログにも書きましたが、転機は数年前にある忘年会のビンゴゲームでアップルウォッチ(AW)が当たったことでした。AWで睡眠分析が出来ることを知り、試しに数日間分析してみました。

睡眠時間が短いことを除けばそれなりの睡眠品質だろうと思っていましたが、余りにも内容が悪く愕然としました。

殊にアルコールを飲んだ日は睡眠中にもかかわらず心拍変動が殆どなく、70台で推移していました。睡眠中の体動も激しく、例えるなら一晩中ずっと歩き回っている様なものでした。

左は6月23日(土)の睡眠状況

休みの前日ということでしっかりお酒を頂きました。

・心拍数()が一晩中変動していません。

・体動()の多いことが分かります。

・中途覚醒()もしています。

・深い睡眠は皆無でした。


これで疲れがとれる訳がありません。腑に落ちました。

早速、熟睡のためのハウツーをネットで調べ、書籍を読み、飲酒日を減らし、入浴方法や夕食の時間を変えなどしました。

それなりに効果が現れ、起床時の疲労感は確かに改善してきましたが、それでもついNetflixの連続ドラマや小説を途中で止めることができず、寝る直前までネットサーフィンと、どうも継続性がなく安定しませんでした。ブログの経過報告どころではありません。


続きは

ブログ 睡眠負債との決別2へ

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