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  • 執筆者の写真院長

睡眠負債との決別2

更新日:2020年8月1日

コロナが発生しました。

自己免疫力を高めねば!


免疫力に関することを調べていたところ睡眠の重要性を無視できなくなり、睡眠関連の書籍を手当たり次第に読みました。睡眠学はこの数年で飛躍的に高まり

良書がたくさん出ていました。

良質な睡眠がなぜ必要かだけではなく、免疫力低下をはじめとした睡眠不足がもたらす甚大な健康被害を知ったことで睡眠改善へのモチベーションと睡眠不足への恐れが著しく高まりました。

また自分はショートスリーパーだと勝手に思い込んでいましたが、本当のショートスリーパーは遺伝性の極めて稀な存在で、私の場合は単なる慢性睡眠不足状態にあったことを認識させられました。

このままではコロナの重症化をやり過ごせたとしても認知症になるかもしれない!

睡眠の質は生活習慣(食事、運動、飲酒、喫煙など)、社会活動、入浴方法、睡眠環境等色々なものに影響を受けます。

私が最も重視したのは、(1)アルコールとカフェイン摂取を控えること、(2)床に着く時間をいつも大体同じにすること、(3)床に入る1時間前から照明を落として間接照明下でぼんやり過ごすこと、(4)6時間半の睡眠を目指すこと、(5)眠気を感じるまではベッドに入らないこと、(6)ベッド上で15分以上眠れないときは一旦ベッドから離れてソファでゆっくり座って眠気が来るまで待つこと


今も入眠5時間くらいすると自然に半覚醒になったり、トイレで目覚めてしまいますが、すぐに二度寝できる様になってきました。

連続6−7時間睡眠ができれば嬉しいのですが、最近では起床時の倦怠感が少なく、すっきり目覚められることが多くなってきました。

習慣化にはまだまだかかりそうですが、少しずつでも睡眠の質は改善してきた様です。

最近、ある同じ進学校の生徒2人から睡眠を削らなければ膨大な宿題や課題をこなせないという話を聞きました。

私たちの受験時代は「四当五落」と言って4時間睡眠で勉強したものは合格するが5時間眠ったものは不合格と言われていました。研修医時代も「小児科はフレックスタイム制でどれだけ早く出勤して、どれだけ遅く帰っても良い」と言われてきました。

私を含め多くの医療従事者すら睡眠の重要性を認識していなかったのです。

残念ながら一部の教育現場は50年前と何ら変わっていない様です。

全ての人が連続してしっかり睡眠がとれる状況ではないことは理解しています。

特に小さなお子さんを育てているお母さんなどは中々まとまった睡眠がとりにくいと思います。

それでも1日のあるポイントで5分間だけ目を閉じたり、昼寝を組み入れたり、断眠であってもある程度の睡眠時間を確保する様に意識しているだけでも違う様です。

成書を通じて親子で睡眠の大切さ、睡眠不足の怖さを共有してもらえたら幸いです。

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